ネコ獣

「何もしない業務」が日々忙しい、、

我が家のネコ ミーちゃんとの思い出 1

2000年から2016年まで一緒に過ごした飼い猫ミーちゃんのことを書きます。

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写真は2000年頃だと思います。
まだ熱帯魚の水槽が背後にありました。

前回のブログ記事で書いたように、フクロウが飼いたいと思っていたら良く考えれば、ネコも同じような顔だなーと思ってネコを飼うことになりました。

 

yuruhiro.hatenablog.com

 


 

ネコは断然、雑種派

ネコは犬同様にいろいろな血統書が居たり、雑種の柄のタイプも多いですね。
柄や色によってだいたいの性格的なものが分かれていたりすることもあるようで面白いです。

ネコに関しては、自分の場合はとても特徴がある血統書付きのネコよりも、雑種の顔もなんとも日本的な穏やかな感じの丸顔が好きで、特にトラ模様が好きです。

ミーちゃんを飼い始めたころはまだ独身で、声が響くオスよりもメスを飼いたいと思いました。当時知り合いのネコを飼っている女性に聞くと飼っているのはオスネコでした。

やっぱり異性のパートナーが欲しくなるのでしょうか?

里親募集の掲示板で探す

2000年頃はすでにネットをやっていたので、里親募集の掲示板で探すことにしました。
後になって知りましたが、近所の動物病院に行くと子猫が生まれた人が里親募集の張り紙をしていることがあります。

まだ、ネコを飼う前だったので動物病院に行ったことがなかったので後になって知りましたが、近所で貰ってこられれば近況報告などもできるでしょうし良いなと思いました。

2000年頃はホームページと掲示板ばっかりで、ブログはまだ見かけなかった気がします。とにかく掲示板だらけでしたね。

里親募集掲示板も検索すると多数ヒットしてその中から吟味して探していました。
今ほどは譲る側のチェックが厳しくなかったので、自分のように一人暮らしでも快諾していただきました。特にお金のやり取りもなかったですね。

飼い主さんが言うには、何匹か生まれた子猫を引き取ってもらっているところで、自分が申し出たのが最後の子猫になるそうです。
「この子は頑固で気が強いですよ。親猫も追い出しっちゃったんです。」と話していましたが、見た限りは茶トラで生後3か月程度の子猫。

そんな「強さ」は微塵も感じません。

丁重にお礼を言い、電車と自転車で西葛西から当時の自宅の立川まで帰ってきました。

我が家に子猫がやってきた

移動で2時間近くかけて戻ってきて、キャリーを開けました。

借りてきたネコ状態で警戒もしつつ、好奇心も抑えきれない感じでにおいを嗅ぎながら辺りを見回しています。

人に触られるのは慣れているので、とりあえず抱きかかえてスタンバイ済のネコトイレに連れて行きました。

「あ、これトイレね」ってな感じで、すぐにトイレだと分かるみたいでネコ砂のにおいを少し嗅いだらおしっこをしていました。

あとは家の中歩き回っているので、自分はお酒飲みながら「我が家にネコがいる風景」を鑑賞していました。

しばらくすると見終わったようで、自分の前に来てちょこんと座っているので晩御飯と水をあげました。子猫なのですごい勢いで一気食いしました。

で、また自分の前でちょこんと座っています。
まだ出会って数時間しか経っていない間柄なので、お互いによそよそしさがあります。
もう一歩踏み込んだコミュニケーションを取るべきだろうと思って、買っておいたおもちゃの猫じゃらしを出してみると、、、

まさに絵に描いた子猫のように夢中で遊びます。
全エネルギーを遊ぶことだけに費やすような勢いです。

ペース配分を考えないで夢中に遊んだようで、途中で息絶えていました。
この「ひと遊び」してあげたのが、ネコにとっても自分との距離感を縮めてくれたようで、次第によそよそしさが無くなってきました。

子猫との初めての夜

さて、ご飯も食べたし遊んだし、自分もお酒も飲んだのでそろそろ寝る時間になりました。

自分はこの頃はベッドや布団を敷かないで硬い床の上で掛け布団を掛けて寝ていました。
別にお金がなくて、、、というわけではなくて、硬い床で寝る事で身体がリセットされる様な感覚があって自分にとてもあっていたからです。 

 

なので、この日もカーペットに寝転んで掛け布団を掛けて寝るのですが、子猫はどうしたら良いんだろうと思いました。
何かタオルとか寝られそうな物でも用意しておいた方が良かったのかなとか、どこか片隅で丸まって寝るのかななんて思いながらも、お酒も飲んでだるかったので電気を消して寝ようとしてしまいました。

するとすぐに、当たり前のように自分の腕と身体の間に入り込んで来て眠り始めたのです。
まだ出会って数時間でいきなりの展開に戸惑いながらも、冷静を装って眠りに就こうとしました。
しかし掛け布団の隙間から見える子猫の小さなトラ模様の頭の可愛い事!
途中で不覚にもトイレに行きたくなったけど、この絵に描いたようなシアワセを壊す勇気がなくトイレにも行けず、30歳の男がもちろん性欲とは全く違う変なモノに興奮して眠れない夜を過ごしました

そして朝が来る

明け方まで眠れなくて悶々としていましたがその後少し寝落ちしたようです。
ま、トイレは行きたいままですが、、、

この日は仕事は休みで少し遅い時間になってそろそろ起きようかと思って、両手を伸ばして全身に力を入れてノビをしようと思った瞬間、、
自分が起きた気配が分かるのか、身体と腕の間で寝ている子猫の方が少し早いタイミングで伸ノビを始めました。

伸ばした小さな両手が掛け布団の隙間からはみ出しているのを見て、一瞬でノビをするつもりで入れていた身体の力が抜けてしまい笑ってしまいました。

「殺人的に可愛い」とはこの事だなと自分なりに分かりました。
なるほど、可愛いを武器に長年人間と共存してきたツボを押さえた「可愛さ」に当時30歳の自分はたったの一晩でメロメロになってしまいました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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