ネコ獣

「何もしない業務」が日々忙しい、、

ネコを飼おうと思うまでの経緯

初めてネコを飼ったのは2000年の春ごろでした。
f:id:jazz_bass:20180918155229j:image
メスの茶トラのミーちゃんは2016年6月に亡くなるまでの16年間共に過ごした家族です。

そして現在は2匹のネコ獣が居ます。どちらもメスで3歳です。

気が付けば自分もネコ飼って18年が経ちました。
きっとネコなしの生活は考えられないくらい大切なパートナーです。

今回はネコを飼うまでの遍歴を書きます。

 まずはハリネズミ

f:id:jazz_bass:20180918160101j:plain

ハリネズミとの出会い

動物はもともと好きでした。
独り暮らしも落ち着いてきたころ、ペットが飼いたいと漠然と考えていました。

ちょうどそんな頃に雑誌かテレビでハリネズミが出ていて、気になっていました。
フェレットが変わったペットとして知られてきた頃で、25年くらい前のことです。

当時はドライタイプのドックフードやれば良いくらいの情報しかありませんでしたが、たまたま少し珍しいペットを売っている店を覗いたらたくさんのハリネズミが入荷していました。

そして即決で連れて帰りました。

ハリネズミのいる生活

床材にはおがくずを敷くように言われ、餌はドックフードを与えていました。
まだこのころはインターネットはやっていなかったので、本や雑誌、人から聞いた情報がすべてでした。

慣れないかなと思っていましたが、鼻が良いみたいで、自分のにおいを嗅ぎ分けて判断しているみたいでした。
友達や当時の彼女のにおいでは警戒するけど、自分のにおいでは安心しています。

身体の割に短い脚でトコトコ走り回る姿はユーモラスで、とても小さい子ブタのようでした。

身体の表面の棘はサボテンの棘みたいに大変鋭いものでかなり痛いです。

部屋で横になってテレビを観ていると、部屋に放してあるハリネズミが自分の首のあたりに来て体の上によじ登ろうとするのですが、時々当たる針が痛いのなんのって、、

懐いてうれしい反面、痛くて辛かったです。

数か月でお別れ

棘の間の皮膚が粉っぽくなっていることは、もともと気が付いていました。

おがくずの粉にまみれているだけだろうと思っていましたが、だんだん酷くなりこれは病気なのではと思っていると、あっけなく亡くなってしまいました。

良く懐いてくれていたしとてもショックでしたが、反面情報が少なくて訳が分からず死んでしまった感がありました。

次は熱帯魚

f:id:jazz_bass:20180918160251j:plain

熱帯魚に嵌ってしまいました

始めはフグを飼いたくなって水槽一式を購入してミドリフグを飼い始めました。

軽い気持ちで飼い始めたのですが、熱帯魚系のグッズの多さに直面して水質管理に悩み、散財を繰り返していました。

しだいにフグではなくナマズ系に嵌り、特にプレコやコリドラスに飽き足らず熱帯魚としてはほとんど流通していないカリクティス・カリクティスという小型のナマズが好きになってしまいます。

普通にペットショップで売られるものではなく、熱帯魚専門店でも手に入りません。
当時亀戸に「珍魚・怪魚」を専門とする「ベレン」という超ウルトラマニアックなお店があって、そこでようやく手に入れられました。

そんな熱帯魚の趣味でしたが魚たちも徐々に減り、水槽の本数も減り熱帯魚熱は冷めてきました。

生活環境の違いからくる苦悩

熱帯魚は少し本格的になるだけでとてもお金がかかる趣味でした。

水槽そのものもピンキリでいろいろありますが、水質管理を気にしだすととてもお金がかかります。

水質管理するためのグッズは本当に多種多様で、カルキ抜きから始まり、バクテリアを意図的に繁殖させたり、フィルターのろ過方式や性能、水流、フィルターのろ過材、、、

本当にいろいろあります。
結局、空気中に生活している自分と水中で生活している魚たちとでは、生活環境が違いますし、違いすぎます。

だから魚たちのために、、といろいろ気にし始めると止まらなくなってしまいます。

本当に効果があるかわからないようなおまじないグッズ的なものがとても多い市場です。

同じ空気中で生活できるペットを飼いたい

熱帯魚趣味は終わりを迎えつつあるなか、同じ空気中で生活できるペットを飼いたいと思うようになりました。

もちろん「同じ空気中」で生活する方がよっぽど普通なので、いろいろな候補がありました。

独り暮らしするまでは実家でオカメインコを飼っていて(その後も実家でずっと飼っていました)、鳥が候補にあがりました。

でも今まで飼ったことがない犬、ネコにも興味があり、犬はちょっと苦手だったのでネコもいいなと考えていました。

フクロウをペットで飼っている人がいることを知る

f:id:jazz_bass:20180918160357j:plain

今でこそフクロウカフェが流行っていて、フクロウがそれほど珍しいものではなくなってきましたが、当時ペット系雑誌か何かでフクロウをペットで飼っている人がいることを知りました。

早速当時はダイヤルアップ接続でインターネットで調べたり、本を読んでペット用として本来の猛禽類の本能が出ない様に育てられたインプリント個体が販売されていることを知りました。

熱帯魚もフグから始めて、フクロウが可愛く見えてしまう自分ですから、目が大きくてくりくりしてふっくらしている生き物が好きみたいです。

見れば見るほど欲しくなってしまい、しかし反面フクロウの健康を考えればマウスなどをちゃんと与えなければならない大変さがあり悩んでいました。
「冷凍庫には今まで冷凍赤虫が常備されていたけど、これからは冷凍マウスやうずらか、、」

当時はまだまだフクロウを飼うのはマイナー過ぎて情報も少ないし、飼ってみてこんなはずでは、、、なんてことになっても終生世話ができるのだろうか悩みました。

これだけ悩んでいる場合はやめておいた方が良いかも、、

ん?フクロウもネコも同じような顔だなと気が付く

ある日フクロウ可愛いなと写真見ていると、ネコとほとんど同じ顔しているじゃん!って気が付きました。

気が付くの遅すぎる気がしますが、ネコならポピュラーなペットだしハリネズミみたいに病気の情報が少なくて分からないようなケースもないだろうし、どこの動物病院にでも連れていける。
もしフクロウだったらまたハリネズミみたいな思いをするかもしれない、、

そんなわけで、ハリネズミナマズ系熱帯魚から王道のペットであるネコを飼うことにしました。

f:id:jazz_bass:20180918152724j:image

我が家の2獣(左:モモ、右:ゆら)

最後まで読んでいただきありがとうございます。

動物好きの異性と出会いたいなら【ペット婚】